校長あいさつ

長崎大学教育学部附属小学校
校長 森内 秀学
長崎大学教育学部附属小学校は、明治7年に設立された長崎市の「小学校教則教習所」が母体となっており、明治10年に開設されました。
昭和26年には、長大学芸学部附属小学校、そして、昭和41年に現在の教育学部附属小学校と名称が移り変わっています。
平成16年には国立大学の法人化がスタートし、この年に、本校初の「複式学級」が新設されました。初年度には1・2年生のみであった複式学級も、3年間をかけて全学年に設置されました。本校では、その複式学級を「A組」と呼び、山間・離島の複式学級の指針となるべく、効果的な指導の在り方について研究を重ね、実践を提案してきました。特に離島を数多くかかえる長崎県の教育界にとって、本校が果たす役割は非常に大きいと考えています。
令和7年度からは、自分の可能性を伸ばし、自分で自分の人生を切り拓けるようにするため、適切な自己選択・自己決定で、よりよく「自己実現」できる子どもを育成していきます。題して、「『らしさ』輝く附属小」。基盤となるのは、自律、協働、創造の観点を意識しながら、「〇〇したい!」という思いを引き出し育む教育。そうすることで、笑顔があふれ、心がつながり、挑戦を楽しむ子どもでいっぱいの学校になると考えています。
附属小学校の長い歴史と良き伝統を着実に引き継ぎ、今後もより良い長崎大学教育学部附属小学校を創ってまいります。
御理解と御支援の程、どうぞよろしくお願い申し上げます。